ゼブラ・テクノロジーズ、新型コロナウイルス感染拡大の教訓から 医療機関や流通業界におけるモバイル端末管理に関する注意点を発表

ゼブラ・テクノロジーズ、新型コロナウイルス感染拡大の教訓から 医療機関や流通業界におけるモバイル端末管理に関する注意点を発表

企業のエッジからビジネスのパフォーマンス強化を実現するゼブラ・テクノロジーズ・コーポレーション(NASDAQ:ZBRA、以下「ゼブラ」)は、医療機関や流通業界におけるモバイル端末の取り扱いについて注意点をまとめました。

近年、流通業界や医療現場などではハンドヘルドコンピュータなどのモバイル端末を導入し、業務の効率化を目指す動きが拡大しています。特に医療従事者は、モバイル端末を活用することで場所を問わず検査結果をリアルタイムで確認したり、患者の症状、投薬管理などの情報にアクセスすることが可能となりました。一方で、アメリカでは毎年約200万人の入院患者がスーパー耐性菌に感染しており、モバイル端末に付着した細菌によって引き起こされる医療関連感染への懸念が高まっています。

 

▼医療機関ではモバイル端末を媒介した感染リスクが拡大

モバイルコンピュータ、スキャナ、プリンタや携帯電話は医療従事者の顔や手、耳に触れている時間が長く複数の細菌が付着しています。特に携帯電話はバッテリーの熱を帯び、かつポケットなどの暗所に入れられることが多いため、細菌増殖の温床になると指摘されています。

『臨床微生物学および抗菌薬に関する年報(Annals of Clinical Microbiology and Antimicrobials)』によると、ICUおよび手術室14カ所において携帯電話と医療従事者の手の汚染率を調べたところ、携帯電話の細菌増殖率は94.5%に達し、検出された細菌の中には院内感染を引き起こすものが含まれていました。驚くべきことに、携帯電話をきれいにしたことがないとの回答は調査対象者の89.5%を占めました。

また、『HealthMed』誌によると、医療従事者が使用する携帯電話の70%以上が複数の細菌によって汚染されており、うち16.7%から院内感染の原因となる細菌が検出されました。細菌の蔓延防止には手指の消毒が需要であることは知られていますが、アメリカにおいてモバイル端末の清拭、消毒に対する意識は高いとはいえません。院内感染を防止するためには、使用ごとにモバイル端末を適切に清拭、消毒することが重要です。

 

▼医療従事者の手指衛生は不十分、モバイル端末は清拭&消毒の二段階で対策を

手指衛生は院内感染防止の最重要ポイントであり、医療従事者は患者と接するごとに複数回の手洗いを実行していると思われているかもしれません。しかしながら、アメリカの多くの病院において患者と接する際の手洗い順守率は30%にとどまります。手洗いが不十分であると、モバイル端末を媒介として病原菌を拡散させてしまう危険性が高まります。

モバイル端末の表面に付着した細菌については、ウェットティッシュで拭くことによって多くを除去することができますが、より有害で生存時間が長い細菌を除去するためには消毒が必要不可欠です。

消毒を実施する上で注意すべきは、モバイル端末の堅牢性です。洗浄剤のなかにはモバイル端末のプラスチックを劣化させる成分が含まれていることもあるため、医療機関ではIP規格を満たした製品を選択することも重要です。ゼブラのヘルスケア製品は消毒に幅広い薬剤を利用することができ、正しい消毒方法も紹介しています。これであれば、プラスチックの劣化を防ぎながら安全に消毒し、業務を遂行することができます。

 

▼流通業界、倉庫でも消毒の徹底を

モバイル端末は私たちの日々の生活を支える流通業や物流倉庫でも活用されています。一般的なモバイル端末はトイレのドアノブの18倍もの細菌が付着しているとされており、細菌による感染症の拡大を防止するためにも定期的な消毒は欠かせません。その際はスクリーンやボタンだけでなく、筺体などのプラスチック部品もくまなく拭き取ることも重要です。また、故障を防ぐためにも端末に合った洗浄剤を選び、組織全体で消毒を実行するべきでしょう。

 

ゼブラが提供する医療技術ソリューションは患者のID管理、スマートフォンやモバイルコンピュータを活用し医療データを管理/収集しワークフローの効率の向上を実現するモバイルヘルスソリューション、リアルタイム位置情報システム(RTLS)など多岐にわたります。これらのテクノロジーは医療現場の業務効率化を担い、医療従事者の負担軽減に役立ちます。しかしながら新型コロナウイルスで院内感染が多発したことは記憶に新しく、今後はポストコロナを見据え、病院内でモバイル端末の処置に関する基準を設け、手指衛生を徹底することが求められています。

 

【本件に関するお問い合せ先】

株式会社井之上パブリックリレーションズPR担当:榎本、関

TEL:03-5269-2301 FAX:03-5269-2305 Email: zebra@inoue-pr.com