HEATmarker® VVM+

ワクチンバイアルモニターとピーク閾値のヒートインジケータ

HEATmarker VVM+は、ワクチン運搬装置内部で使われる冷却パックの数が比較的少ない温度調節チェーン(CTC)で流通される熱安定性ワクチンを監視する目的で開発されました。

これは、従来のHEATmarker VVMと同じ形式で、医療従事者に新しいレベルの保証を提供します。HEATmarker VVM+は、累積熱またはピーク熱閾値の暴露があるかどうかを視覚的に示します。医療従事者は、子供にワクチン接種をするかどうかを、HEATmarker VVMと同じように、色の変化に基づいて科学的に決定することができます。WHO Immunization Vaccines and Biologicals(予防接種ワクチンと生物製剤)ガイドラインでも、ワクチンの熱的安定性との相関性が最も高いとされているHEATmarker VVM+を、ぜひお選びください。

HEATMarker VVM+の詳細

  • 熱インジケータとピーク閾値インジケータの革新的融合

    HEATmarker VVM+は、非常に精確なプロセス製造された定番のHEATmarker VVMと、それを踏まえて開発された最新の閾値インジケータテクノロジーという、2種類の専有センシングテクノロジーを使用しています。反応や見た目は従来のHEATMarker VVMと同じで、読み取り方も変わりません。ただしHEATmarker VVM+は40°Cになると急速にエンドポイントに到達し、臨界ピーク温度への暴露を示します。

  • 温度調節チェーンCTC)イニシアティブをサポート

    コールドチェーン外で保管されたワクチンは、ピーク温度の逸脱に曝される危険があり、急速な劣化を引き起こしかねません。HEATmarker VVM+は、輸送中にワクチンが定められた高温閾値限度を超えたことを示す革新的なテクノロジーを使用します。特に、ワクチンがコールドチェーンから出たラストマイルの輸送中に有用です。

  • ワクチン輸送コストを軽減

    HEATmarker VVM+は、全体的なワクチンコストを軽減します。保冷剤の数を減らしてワクチンが凍結するリスクを軽減し、命を救うワクチンを輸送容器により多く格納できるようにしつつ、コールドチェーン機器や消耗品に必要な投資が削減できます。

HEATmarker 250+ワクチンバイアルモニター

HEATmarker VVM+ 250

非常に高い安定性

HEATmarker VVM+ 250は、WHO/PQS/E006/IN05.3に定められているように、安定性が非常に高いワクチンでの使用に最適です。これは、37°Cに曝された場合は約250日で、あるいは40°Cに曝された場合は数分で累積温度のエンドポイントに達します。

  • 累積温度仕様

    37°C

  • エンドポイントまでの日数

    250

  • ピーク温度仕様

    40°C

  • 保存可能期間

    2年

  • 寸法

    11mm

HEATmarker 30+ワクチンバイアルモニター

HEATmarker VVM+ 30

高い安定性

HEATmarker VVM+ 30は、WHO/PQS/E006/IN05.3に定められているように、安定性が高いワクチンでの使用に最適です。これは、37°Cに曝された場合は約30日で、あるいは40°Cに曝された場合は数分で累積温度のエンドポイントに達します。

  • 累積温度仕様

    37°C

  • エンドポイントまでの日数

    30

  • ピーク温度仕様

    40°C

  • 保存可能期間

    2年

  • 寸法

    11mm

資料

世界保健機関(WHO):温度調節チェーン(CTC)概要

資料

2019年DCVMNワクチンイノベーション優先順位付け戦略プレゼンテーション

資料

CTCを支援するWHOの取り組み - 2019年9月