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ゼブラ・テクノロジーズ、「小売業界のテクノロジー改革に関するグローバル調査」 結果および考察発表

企業のエッジからビジネスのパフォーマンス強化を実現するゼブラ・テクノロジーズ・コーポレーション(NASDAQ:ZBRA、以下「ゼブラ」)は買い物客、小売店従業員・小売業界幹部の意識や傾向を分析し、買い物客の購入行動に影響を与える業界およびテクノロジーのトレンド戦略について考察する「第12回小売業界のテクノロジー改革に関するグローバル調査」を実施し、その結果を発表しました。

調査では、小売店が在庫管理の課題に直面していることが浮き彫りとなりました。特に品切れが販売の機会損失を招き、eコマースへの買い物客流出の原因となっていることが判明。調査対象の買い物客のうちミレニアル世代の75%、X世代の53%が実店舗に足を運んでも品切れの場合、何も買わずにオンラインで購入すると回答しました。また、買い物客、店員共に品切れの発生頻度に不満を抱いており、店員の43%が品切れに対する買い物客からのクレームが最大のストレスであると感じています。一方、品切れだった場合は買わずに店を出ると回答した買い物客の割合は39%でした。

【第12回小売業界のテクノロジー改革に関するグローバル調査 概要】

調査企画:ゼブラ・テクノロジーズ・コーポレーション

調査期間:2019年8月~9月

調査実施:Qualtrics(米調査支援会社)

調査対象:買い物客 4,811人、小売店従業員1,100人、小売業界幹部435人

調査方法:聞き取り調査

調査地域:北米、中南米、アジア太平洋、欧州、中東

小売業界ではセルフレジに対する注目度が上昇しています。直近の半年間でセルフレジに関するソリューションを使用した買い物客は40%で、86%がそのテクノロジーに満足していると回答。また58%の買い物客、特にミレニアル世代においては70%が、セルフレジによって顧客体験の改善に結び付くと考えていることが分かりました。一方で、店員の54%がセルフレジ導入で精算プロセスが自動化されることにより、有人レジの必要性が低下しつつあると回答。セルフレジ導入によって店員がより多くの時間を接客に充てることができると考えている小売業界幹部は87%に達し、81%が投資の効果が出始めていると感じていることが明らかになりました。

買い物客を実店舗に呼び戻すためには、より良い顧客体験の提供が欠かせませんが、小売業界幹部と買い物客の期待値には大きな隔たりが存在します。買い物客が実店舗での体験に満足していると考える小売業界幹部は77%を占めましたが、満足していると回答した買い物客は57%にとどまりました。また、返品交換プロセスに関しても認識の差が大きく、業界幹部の80%が買い物客は同プロセスに満足していると答えたのに対し、満足していると回答した買い物客は59%でした。一方、モバイルソリューションへの投資については業界幹部、店員共に好意的に受け止めており、店員が最新のテクノロジーを実装することで、より良い体験を提供できると回答した幹部は85%、店員は73%に上りました。

実店舗におけるショッピング体験向上を目指す小売業界で注目されているのが、ロボティクスの活用です。店舗において直近の半年間でロボットと触れ合った買い物客はわずか7%でしたが、72%がロボットに好意的である回答。しかしながら、店員の32%がロボットに仕事を取って代わられることを懸念していることが判明しました。

地域別の特徴

・アジア太平洋地区では、返品プロセスが手軽であることを理由に、買い物客の49%がオンラインショッピングでの購入を選ぶと回答。実店舗での買い物において、自分のモバイル端末や店のアプリを信用している買い物客は53%でした。

・北米では小売店によって買い物客の個人情報が保護されていると考えている買い物客は6%に過ぎず、調査対象地域で最低を記録。クリスマスシーズンの買い物に関しては、予算の58%が実店舗で使われています。

ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社 社長 古川 正知は次のように述べています。

「今回の調査では、新たなテクノロジーが顧客をつなぎ留め、店舗とオンライン両方からくる顧客ニーズを満たしていることが明らかになりました。小売業界は在庫管理を最適化し、商品の探しやすさや、スムーズな返品交換を実現することが必要不可欠です。日本市場では、RFIDソリューション、モバイルテクノロジーを利用して小売店舗オペレーションの効率化と買い物客のショッピング体験を向上させていきます」

■ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社について

ゼブラ・テクノロジーズは小売・eコマース、製造、運輸、物流、医療など幅広い産業の現場に、最先端のパフォーマンスを提供しています。産業ごとに最適化されたエンドツーエンドのソリューションは従業員、資産、データをつなぎビジネスに不可欠な意思決定をサポート。顧客のショッピング体験、在庫の追跡・管理、サプライチェーン、患者ケアなどの向上に役立ちます。ゼブラは最前線のあなたに、最先端の力を与えます。

詳細は https://www.zebra.com/jp/ja.html をご覧ください。

*ZEBRAとZebraの定形化されたヘッドグラフィックはZIHCorpの商標または登録商標であり、世界中でライセンス使用されます。その他の商標はすべて、それぞれの所有者に帰属します。(C)2020 ZIH Corp. /ZIH Corp. All rights reserved.

【本件に関するお問い合せ先】

株式会社井之上パブリックリレーションズPR担当:榎本、関
TEL:03-5269-2301 FAX:03-5269-2305
Email: zebra@inoue-pr.com